「話題の Cosmos DB と App Service によるグローバル分散アプリ構築」を受講してみた

4/18の午後、渋谷ヒカリエ8FにあるAzure Antennaにおいて、表題のハンズオンセミナーが開催された。

 

講師は祖山さん。マイクロソフトの社員ではないとのことだが、マイクロソフトの製品知識を豊富にお持ちの方である。

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今回のテーマは分散アプリ構築であるが、これは東日本と西日本のように異なる地域にアプリとDBのインスタンスを別々に用意することにより、パフォーマンスとレジリエンスの両立を狙ったものである。

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なお、Cosmos DBは冗長させたい地域を選ぶだけで自動的にインスタンスを増やしてくれるが、App Serviceに関しては個別にインスタンスを作る必要があるとのことである。できれば、App Serviceについても簡単にジオ冗長できるようになるとより使いやすいと思った。

 

あと、ハンズオンで気になったのは、片方のApp Serviceをわざと殺しても、もう一方のApp Serviceに切り替わらなかったことだ。実際には起こり得ないシチュエーションとの説明だったが、Traffic Managerがどういったメトリクスによって死活監視をしているのかは要チェックかもしれない。

 

それはさておき、Cosmos DBやApp ServiceなどのPaaSを利用したアプリ開発は今後も王道を征くと思われるので、注視していきたいと思う次第である。

 

ちなみにハンズオンでのAzure利用料は67円でした。

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