SORACOM スターターキットとRaspberry Pi 3とAzure Web AppでIoTデモを作ってみた
ねんがんのSORACOM Air法人契約
先日晴れてSORACOM Airの法人契約(請求書払い)が許されたので、今年の3月に受講したハンズオンセミナーで組んだものをアレンジしてみることにしました。
Microsoftさん主催、Azure IoT Edgeハンズオンに来ています。参加する方に、デバイスを購入してきて頂き、二日間みっちりデバイスから #soracom を経由し、Azureへ連携する流れを体験頂く実践型のセミナーです! pic.twitter.com/ka7ma95gyb
— ソラコム公式 (@SORACOM_PR) March 8, 2018
まずは、SORACOM スターターキット(3G USBドングル AK-020)をamazonで購入。
3G USBドングルにSORACOM AirのSIMをセットします。
次に、Raspberry PiのOSイメージを公式サイトからRaspbian Stretch Liteをダウンロード。
OSイメージをEtcherでマイクロSDカードに書き込みます。リックアストリーの声が脳内再生されます。
書き込みが終わったら、マイクロSDカードのルートに拡張子なしの空ファイルsshを作るのを忘れずに。
Raspberry Pi 3に3G USBドングルとSense HATとマイクロSDカードをセットして起動させ、sshで接続し、raspi-configでSPIとI2CとSerialと1-WireあたりをOnにしました。(うろ覚え)
以下はおまじないのようなもの。
まずはNode.jsをV8にアップデートする。
pi@raspberrypi:~ $ sudo su –
root@raspberrypi:~ # apt-get remove --purge node* npm*
root@raspberrypi:~ # curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_8.x | sudo bash -
root@raspberrypi:~# apt-get install nodejs -y
root@raspberrypi:~# node -v
IoT Edge アプリをインストールする。
$ git clone https://github.com/ms-iotkithol-jp/RPi3SenseHatSORACOM.git
$ cd RPi3SenseHatSORACOM/edge
$ npm install
$ node app.js
必要なNode.jsライブラリをインストールする。
pi@raspberrypi:~ $ sudo npm install mqtt --save pi@raspberrypi:~ $ git clone https://github.com/rupnikj/nodeimu --recursive && cd nodeimu
pi@raspberrypi:~/nodeimu $ sudo npm install node-gyp –g
pi@raspberrypi:~/nodeimu $ npm install
pi@raspberrypi:~/nodeimu $ cd ..
pi@raspberrypi:~ $ sudo npm install sense-hat-led
AK-020の設定を行う。
最後に、Azure Web Appインスタンスを立ち上げてゴニョゴニョすると、素敵なIoTデモの出来上がり!(追記:SORACOM BeamとAzure IoT Hubの設定も必要です)
このデモでは、Sense HATに乗っているセンサーの温度、湿度がWebで可視化できるほか、Azure IoT HubのCloud2Deviceを使ってSense HATのLEDマトリクスの色を変更することができます。(上り下りの通信ができることを見せたいという思い)
PS.今回Azure側には手を入れていないので説明を割愛させていただきましたが、今後色々と情報を仕入れた上で書きたいと思います。(今はまだ時期が悪い)