「話題の Cosmos DB と App Service によるグローバル分散アプリ構築」を受講してみた
4/18の午後、渋谷ヒカリエ8FにあるAzure Antennaにおいて、表題のハンズオンセミナーが開催された。
講師は祖山さん。マイクロソフトの社員ではないとのことだが、マイクロソフトの製品知識を豊富にお持ちの方である。
今回のテーマは分散アプリ構築であるが、これは東日本と西日本のように異なる地域にアプリとDBのインスタンスを別々に用意することにより、パフォーマンスとレジリエンスの両立を狙ったものである。
なお、Cosmos DBは冗長させたい地域を選ぶだけで自動的にインスタンスを増やしてくれるが、App Serviceに関しては個別にインスタンスを作る必要があるとのことである。できれば、App Serviceについても簡単にジオ冗長できるようになるとより使いやすいと思った。
あと、ハンズオンで気になったのは、片方のApp Serviceをわざと殺しても、もう一方のApp Serviceに切り替わらなかったことだ。実際には起こり得ないシチュエーションとの説明だったが、Traffic Managerがどういったメトリクスによって死活監視をしているのかは要チェックかもしれない。
それはさておき、Cosmos DBやApp ServiceなどのPaaSを利用したアプリ開発は今後も王道を征くと思われるので、注視していきたいと思う次第である。
ちなみにハンズオンでのAzure利用料は67円でした。
「Azureで学ぶ 実践Kubernetes」を受講してみた
4/10に渋谷ヒカリエ8FにあるAzure Antennaにおいて、表題のハンズオンセミナーが開催されるとのことで行ってきた。ちなみに前日にもAzure Antennaの目の前まで行ってすごすご帰ってきたのはここだけの秘密である。(日程を勘違いしていた)
さて、セミナーの前に受付の女性にお願いして例のブツを受け取った。
こちらの書籍は発行されたばかりの新刊であるにもかかわらず、シブヤクハック参加者には無料で配布されるという太っ腹さである。大森彩子さんに感謝します。
そしてハンズオンセミナーが始まった。講師はわざわざ大阪からお越しになった河野さんである。かなりの高レベルのインフラエンジニャーである。
(中略)
河野さんの懇切丁寧なご指導のおかげで、なんとかAKSを使ったコンテナアプリのデプロイまで完了することができた。
当初はDockerすら良く分かっていない私であったが、セミナーを通してKubernetesの大まかな適用範囲や運用シーンを想像することができたので、参加して良かったと思う。
ちなみにハンズオンでのAzure利用料は80円ぐらいでした。
PS.セミナー中に気づいたのですが、なんとde:code 2018に招待されていました!!
ありがとう、マイクロソフト!
マイクロソフト最高!Azure Antenna最高!Kubernetes最高!
エンジニアサポートCROSS2017に行ってみた
CROSS2017というイベントが好感触だったので久々にブログ記事を書いてみる。
ツイッターで9/8にCROSS2017というイベントが開催されるとの情報を見かけたので仕事をサボって行ってみることにした。
サイトを見るとさくらインターネットが大々的に関わっているようである。(後にCROSS2017の実行委員長がさくらインターネットの山口さんであることが判明する)
会場は横浜の大さん橋ホール。何か知らんけどテンションが上がる。
当日のタイムテーブル。この中から興味をひくものをいくつか受講した。
手始めにさくらインターネットの「さぶりこ」セミナーを受講した。以前にさくらの聖夜で聞いたことはあったのだが、改めてさくらインターネットの就業形態の多様性に驚き、羨ましいと思った。そろそろ俺もさくらインターネットに転職しようかな。
あの前佛さんが農家をやっているとは知らなかった。パラレルキャリアとは正にこのことである。
ランチセッションの油淋鶏弁当。横浜ならではの本格中華であるが、油淋鶏に甘酢タレがかかってなかったのが悲しい。もうひとつの青椒肉絲弁当も美味しそうだった。
次に満員御礼の「モダンな情報システムのあり方」を受講した。クラウドベースの情報システムに移行しない会社は淘汰されるというありがたいメッセージを受信した。
次は「災害時にエンジニアにできること」。あの及川さんがIT DARTという社会貢献活動をしていることを知った。自分もITで世の中に貢献できることを探していたので大変参考になった。
会場内ではスポンサーによるブース展示も行われていた。IoTに力を入れている横浜市は今年から新たに本イベントのスポンサーになったとのこと。
これはニフティクラウドブースに展示されていた「いいちこ棒」。東京カルチャーカルチャーに導入されており、イベント時にオーディエンスの反応をリアルタイム収集できるスグレものだ。このデバイスで使われている通信技術であるZigBeeについて、ブースにいたエンジニアの方に詳しく解説していただき目から鱗が落ちた。
ビールを片手に「エンジニアコミュニティっておいしいの?」。運営側から見たコミュニティあるある話が聞けて非常に楽しかった。また、ここでしか聞けない招かれざる参加者の話題とかも。
最後は「フロントエンジニアはこの先生きのこれるか」。自分はフロントエンジニアではないが、パネルディスカッションを通して新進気鋭のフロントエンジニアの矜持を垣間見れた気がする。
懇親会ではドリンクと軽食が振る舞われた。このトレーがことのほか持ち運びやすくて好評であった。
心も胃袋も満たされた私は横浜港の夜景を見ながら帰路についたのであった。
結論:CROSS2017はエンジニアに優しいイベントである。
さすがエンジニアサポートを名乗るだけのことはある。
ぜひとも来年も参加したい。
追伸)戦利品を机に広げてみたところ。